からめもぶろぐ。

SharePoint が得意なフレンズなんだね!すごーい!

SPClientCore 0.1 をリリースしました

PowerShell Core 向けの SharePoint モジュールを作りました。現時点での最新の PowerShell Core 6.0.0-beta.9 に対応しています。

github.com

拙作の SPClient や Patterns & Practices の PnP-PowerShell は内部的に SharePoint Client Components SDK を使用しています。SharePoint Client Components SDK は .NET Standard 対応していないため、前記のモジュールは PowerShell Core では使用できません。そこで、SharePoint Client Components SDK を使用せず、SharePoint REST API を呼び出すことで、PowerShell Core で動作するようにしています。なお SharePoint REST API のリファレンスが 2013 ベースのため、2016 や Online で新しく追加されたプロパティには対応していませんが、動作自体は Online でも確認してします。

PowerShell Core に対応したモジュール開発環境を作ってみる

PowerShell Core が 6.0.0-beta になり .NET Core 2.0 に対応しました。いよいよ PowerShell Core も本格的になってきたので Visual Studio で PowerShell Core なモジュールを作成するための手順をまとめました。

MyGet への参照の追加

PowerShell Core のライブラリはまだ NuGet には展開されておらず、MyGet から入手する必要があります。そこで [ツール] - [オプション] - [NuGet パッケージ マネージャー] - [パッケージ ソース] に https://powershell.myget.org/F/powershell-core/api/v3/index.json を追加します。


プロジェクトの作成

[新しいプロジェクト] のプロジェクトの種類で [クラス ライブラリ (.NET Core)] を選択します。単体テストプロジェクトを作成する場合は [単体テスト プロジェクト (.NET Core)] を選択します。


NuGet パッケージの追加

[NuGet パッケージの管理] を開くと [パッケージ ソース] で MyGet を選択できるようになり、PowerShell Core のライブラリを追加できます。モジュール本体は System.Management.Automation を追加すれば大丈夫ですが、単体テスト プロジェクトは Runspace を作成してテストすることになるので*1、合わせて以下のパッケージも追加する必要があります

  • Microsoft.PowerShell.SDK
  • Microsoft.PowerShell.Commands.Diagnostics
  • Microsoft.PowerShell.Commands.Management
  • Microsoft.PowerShell.Commands.Utility
  • Microsoft.PowerShell.ConsoleHost
  • Microsoft.WSMan.Management
  • Microsoft.WSMan.Runtime

追加するパッケージが足りないと Runspace を作ったときにエラーが発生します。

System.Management.Automation.Runspaces.PSSnapInException: 'Cannot load Windows PowerShell snap-in Microsoft.PowerShell.Diagnostics because of the following error: Could not load file or assembly 'C:\Users\...\Documents\Visual Studio 2017\Projects\Module1.Tests\bin\Debug\netcoreapp2.0\Microsoft.PowerShell.Commands'. 指定されたファイルが見つかりません。'

OAuth + Office 365 API ではじめるアプリ開発を公開しました

話す機会がないのでスライドだけ。
Azure Active Directory での OAuth の使い方をまとめました。

v1.0 と v2.0 のエンドポイントが混在している状況は開発者の混乱の元になるので改善を期待したいところです。

(2017/9/6 追記) Resource Owner Password Credentials Grant について誤った表現があったため修正しました。

SharePoint 2016 で個人用サイトを作成すると謎のサイト コレクションが作成される

SharePoint 2016 で個人用サイトを作成したときに「sitemaster-<GUID>」という名前の見慣れないサイト コレクションが作成されます。

f:id:karamem0:20170816110309p:plain

これは SharePoint 2016 から追加された「高速なサイト コレクション作成」という機能によるものです。あらかじめサイト マスターを作っておくことで高速に個人用サイトを展開できるようになります。
Get-SPSiteMaster を実行するとサイト マスターが存在するのが確認できます。

f:id:karamem0:20170816113431p:plain

SharePoint Server 2016 の新機能と強化された機能
https://social.technet.microsoft.com/Forums/office/en-US/0886c58c-e649-4049-a797-3e899f6df75d